薪の消費量


 最初は、適当に拾い集めてきた木で間に合うだろうと思って始めたのですが、本気で焚くとひとシーズンに4t以上の木が必要になりました。
これは大変なことで、本気で手に入れることをしないと、とても薪ストーブ生活など出来ませんでした。
 幸いにも(?)、間伐もせずに放置された山林がたくさん有り、山主さんも手入れにもなるので色々な人達から無償で木の提供を受けました。
20年ほど前に買ったチェーンソーが活躍の時をむかえ、四苦八苦しながらも毎年木を手に入れることが出来るようになりました。


 ストーブは、早い年だと9月末からポツポツ焚き始め、5月の連休の頃まで焚いています。
さすがに、毎日焚くのようになるのは11月から3月頃までですが、意外と火のお世話になっていることが判ります。


我が家の薪
 これで、2ヶ月分の薪の量です。
2.8m×2.9m×0.3m≒2.44㎥ これに空間が2割程度だとして、1.95㎥が、1ヶ月の消費量です。
一冬で、5ヶ月焚いたとして、9.75立方メートルを灰にしてしまう事になります。

 林野庁の立木材積表が無かったので、国税庁の表を見ると、スギの30年で、281㎥/ha、40年で382㎥/haの材積ですから、30年生のスギだと約3.5アール、40年生のスギだと2.6アールの面積を毎年伐採して燃やす事になります。
 たまたま見つけたスギの材積表だと、胸高直径20cm、樹高15mの木の材積が0.23㎥なので、本数だと43本必要な計算になります。
 実際には、歩留りも有るでしょうし、スギだと火持ちが悪いので、もっと消費量は多くなると思います。



 昨年は、これでほぼ2週間分でした。
 ストーブを改造した今年は、どの位燃費が良くなったのか...?
 最初に本体の温度を上げるための、スギの木。  焚き付け用に小割した、スギの木。

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