薪ストーブの日々 '13


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 今シーズンもそろそろ終わりですが、今年は雪のため薪集めが思うように進みませんでした。
 今頃になって、本格的な薪集めに追われています。

ロープ集材システムのおかげで、今までは諦めていた場所からの木も集められるようになりました。
   折れた木の始末を頼まれました。
根元にチェーンソーを差し込んでありますが、40cmのバーが届かない太さでした。
こんな状態からの伐採なので、結構気を使う伐採でした。
 伐採が終わり、玉切りも終わりました。
今回は、搬出できそうな最大の重さになるような長さに玉切りました。
   
 いよいよ集材です。
   この時は、「5倍力システム」を使いましたが、軽トラックで牽引するには過剰で、材が空中に浮いてしまいます。
 最終的には、「2倍力システム」で十分でした。
「2倍力システム」だと、使う部材も少なくて済むし、なにより牽引距離が短くてすみます。
   ロープの設置も含め、3時間ほどの集材量です。
「荷上げ」にも、十分機能します。
   
 2回分の集材量です。
主索を張る位置を変えたので、集材した木の位置が違います。
   この時は、「2倍力システム」での集材です。    見にくいのですが、白い線の位置に主索が張ってあります。
 主索を張るのは、最初にロープクランプを付けて、ある程度ロープを牽引し、その後別のウインチにロープを直接「自在結び」で結んで牽引してから、ロープクランプをはずすのが良いようです




「ロープで簡単集材」現地研修会

  「いちのせき薪の会」が主催する 「ロープで簡単集材」の研修会が2月2日に一関市萩荘の馬土農園で開催されました。
あいにくの天候でしたが、遠くは八戸や庄内、宮城県などからもお集まり頂きました。
 
 用意した4mに玉切った10本ほどのアカマツは、1時間もかからないで降ろしてしまいました。
軽トラックで牽引しようと思って用意した200kgほどの木も、結局「人力」で降ろしてしまいました。
 思った以上の効果と簡単な設置方法でしたので、使えると感じて帰って頂いた方が多かったと思います。
 
 まだまだ改良の余地があるので、今後使いながら改善していきたいと思います。
         2月2日
   
  雪の中、多くの人達にお集まり頂きました。     本日の日程説明。     搬出デモンストレーションの開始です。
   
  細い木だと、2本でも余裕で搬出出来ます。     今回は、4倍力システムにしました。
キャリッジの滑車の配置で組み替えますが、上下の滑車がくっついてしまうと、効果は無くなります。
   100kg程度の木も楽々運びます。
30分程度で、この位の量を降ろしてしまいました。
   
  主索から横に離れた木を運び出します。     主索の高さが低いと、木材の頭が持ち上がらないので人手の補助が必要になります。     薪ストーブを囲んでの意見交換会の輪が出来ていました。




 1月27日
  久々に薪割りをしましたが、かなり乾燥した木だったので割るのは大変でした。
 でも何とか丸太の置き場はきれいになりました。



柳の製材

 持ってきた柳をさっそく製材することにしました。
         12月10日
   
  丸太の中心から同じ位置に単菅ガイドを取り付けます。     レベルを使って、左右のガイドを水平にします。   単菅を2本載せます。
   
ガイドを使ってチェーンソーで切断します。    綺麗に2つに割れました。    ガイドを使って、平行に挽くと綺麗な板が取れました。
 まな板になるのは、3年後?




ログハウス作り体験会

         12月8日
   
  ラフスクライブが終わり、ファイナルスクライブの指導です。     慎重にスクライバーを使います。     組み上がったノッチとスクライバー。




繊維ロープで集材テスト


  ロープ集材の部材が揃ったので、試しに行って来ました。
自動車で牽引するつもりだったのですが、「人力」であっけなく動かせてしまいました。
 想像以上に強力な道具かもしれません!
         11月30日
   
 丸太が斜面の下だったので、荷揚げシステムにしたのですが、あっけなく人力で持ち上げてしまいました。    今回は、3倍力システムで試してみました。    あまりにもあっけないので2本まとめて吊ってみましたが、これも難なく移動してしまいました。
   
 下手をすると、丸太を空中に持ち上げてしまう程の効果です。    主索をプーリーで曲げて、下で張力をかけます。    末端はティンバーヒッチ(ねじ結び)です。
ねじった部分が、引っ張る方向の後ろまで回ることが必要です。




またまた薪泥棒

  風で倒れた柳の木ももらったのですが、枝葉を片付けて適当な長さに切って置いておいたら、根元の部分数十センチが切り取られてなくなっていました。
 置いておくと危ないので、さっさと切って薪置き場まで運んでしまいました。

 この場所で、木の盗難に遭うのは3回目です。
誰か、常にねらっている人間がいるのだと思います。
     11月25日
 




前挽き大鋸

  職場の同僚が、「蔵を片付けていたら、こんなのが出て来ました。」と言うので持ってきたのがこれでした。製材に使う前挽き大鋸(まえびきおおのこ、オガ)です。
真っ赤に錆びていたのでサビを落とし、刃を付けて使えるようにしました。
 まだ調整不十分ですが、これがあれば綺麗な板が挽けます。
         11月11日
   
  大きさもさることながら、重さもかなりのものがあります。     挽き方も、普通のノコとは違いコツがあるようです。     普通のノコギリの刃とは目立てが違うので、独特の長いおが屑が出ます。(オガの屑なので、おが屑と言うそうです。




薪泥棒

  2週間ほど前に、木を切ってあるから持っていって良いと言われたので、車の入るところまで丸太を降ろして山にしておきました。
 今日行ったら、木の量が半分位に減っています。しかも、素性の良いものが減っていました。

     11月7日
     
     



使い始め

10月22日
  
  本格的に寒くなったので、今年初めての火を入れました。それでも例年より一月遅れです。
 メンテナンスをしたので、燃え方は順調です。




楔(くさび)作り

        10月17日
         
  桜の心材を薪にするのはもったいないので、くさびを作ることにしました。
 くさびも結構消耗するし、買うと意外と高いので実際に使えるようなら、良いかもしれません。
    意外と良い感じに仕上がりました。
端材で小さいのも作ってみました。
    探しやすいよう、色を塗りました。

 何回か使ってみましたが、今のところ実用上問題はありません。


ログハウス作り体験会

  誘われてログハウス作りの体験会に参加してきました。
自分で建てることはないと思いますが、様々な技術が学べました。
        10月6日
   
  2つに割る位置を決め、墨付けをします。     チェーンソーで2つに縦割りにします。     最後に表面をクリーニングします。


9月24日
  久々に薪ストーブを分解しました。
天井のバッフル板の上は、白い灰が一杯たまっていました。
 構造上、ここにたまるのはいた仕方ないのないことです。

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